長崎県美術館1階県民ギャラリーに、世界中から集められた『キッズゲルニカ』18作品を展示します。世界とのつながりを感じ、平和への思いを共有する展示会です。
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【キッズゲルニカとは】
ゲルニカ』(Guernica)は、スペインの画家パブロ・ピカソがスペイン内戦中の1937年に描いた絵画、およびそれと同じ絵柄で作られた壁画です。キッズゲルニカは、日本国内はもちろん世界中のさまざまな地域の子供たちによって、パブロ・ピカソの「ゲルニカ」と同じサイズの7.8m×3.5mの巨大なキャンバスに平和の絵画を描く国際プロジェクトです。
【希望のキッズゲルニカに込めた思い】
私たちは、昨年アムステルダムからのアンネフランクのパネルをかりて、展示会を開催しました。(アンネフランク展~希望の花~ 長崎経済新聞)
![This image has an empty alt attribute; its file name is 293-1.jpg](https://worldportnagasaki.files.wordpress.com/2024/03/293-1.jpg?w=1024)
パネルは日本だけでなくアジアの国々も渡っているものです。このパネルと同じように、キッズゲルニカの作品も世界中で展示されています。世界中の子どもたちが、ピカソと同じサイズのキャンバスに願いを込めて絵を描きます。昨年はアイルランドやウクライナの作品が長崎で展示され、今年は日本の作品が台湾やニューヨークで展示されます。キッズゲルニカを通して世界の子どもたちが同じ思いで協働することの大切さと、アートの持つ力強さや素晴らしさは世界共通だと感じました。このように世界の架け橋となる国際プロジェクトのキッズゲルニカで、長崎県の子どもたちが世界とつながる扉を開き、そこに教育の力を掛け合わせることで継続、発展させていきたいと思っています。